多分誰もこの話書いてないと思うので…
総務省の「電波利用ホームページ」からラジオ局を含めた各種無線局の免許情報を確認することが出来る.
周波数をAM放送の帯域を含む2MHzまでに設定し,免許人を「日本放送協会」,無線局の種別を「実験試験局」とすると以下のような検索結果が得られる.
検索結果
免許情報を確認するとこの無線局はNHKの放送会館およびその送信所に設置されていて,
発射する電波は形式が”15K0A3E”で周波数はラジオ第一および第二のものと同じとなっている.
なお,この電波形式は15kHzの帯域を使うAM放送,すなわち通常のAMラジオ放送である.
これらの送信所はNHKの非常用送信所であると考えられる.
2018年度のNHK年鑑によると
*“大規模災害で放送所から電波発射が不可能になった場合を想定し,
放送会館から速やかに電波を発射できるよう,
会館非常用R送信設備を静岡会館など21局に整備した”*
とあり,整備された局は
札幌,帯広,北見,室蘭,盛岡,秋田,山形,仙台,静岡,大津,大阪,徳島,高松,松江,岡山,山口,北九州,福岡,長崎,大分,熊本
となっている.
総務省の免許リストには上記リストと合致するものが多いが,一部合致しない局,新たに免許されている局が存在する.
また,総務省のリスト上東京都で免許されている局は移動範囲が全国となっており,移動型中波送信機であると考えれる.
NHKとしては緊急時にはいかなる形でも放送を送出し続けることが責務であるため,
メインの送信所だけでなくこのような形の非常用送信設備を設けていると考えられる.
しかしながら,疑問点としてはなぜ実験試験局で免許を取得しているのかという点である.
予備送信所や特定地上基幹放送試験局などではダメなのだろうか?
また,当然設備の試験は行うはずだろうがどのようなコールサインで,いつ電波が発射されるのかも気になるポイントである.
【2019/07/27 追記】
Google
ストリートビューでNHK秋田放送局の裏側を確認するとアンテナらしきものが確認できます.
https://goo.gl/maps/eXdDrmgjy8GCCXrF8
ダイポールアンテナっぽいですよね